[HSP]生きづらいあなたが生きやすくなる対処法[3ステップ]
この記事でわかること
- HSPの方が生きやすくなるポイント = 自分の特性の活かし方を考える
- 特性の活かし方を見つける3ステップ
- 診断テストで自分の特性を知れる
こんにちは、WaReKaRaゼミ代表「対人不安解消の専門家」ザッキーです
今回はHSPの方が生きやすくなるためにはどうすればいいのかお伝えしていきます。
最後にはあなたの特性を活かすために、まず「特性を見つけるための診断テスト」も掲載していますのでぜひご活用下さい ^ ^
〜目次〜
HSPの生きづらさの原因の1つは”情報過多”
HSPの特徴の1つは、「一度に多くの情報を得ることができる」ということです。
たとえば、喫茶店に4人の友だちグループでお喋りをしているとき。
HSPの人たちは、友だちと話をしながらも、無意識下で様々なことを読み取っています。
お店の雰囲気、店員たちの働き方、近くの他のお客さんの声など。 一緒のグループ以外の情報も、意図せずに吸収してしまいます。
その上で、話している友だちの、ちょっとした表情の変化に気づいて、「あれ、この話題は避けたいのかな?」 「ああ、こういう言葉を言ってほしいんだな」などと、頭の中で考えたりしています。
このとき、HSPの人の頭には情報が溢れていて、その情報がその人を疲れさせているのです。
この特徴によって、HSPの人には「人付き合いは好きなのに、すぐ疲れてしまって辛い…」と 感じることがよく起こります。
そして、その辛さが「なんで自分はこうなんだろう…」というモヤモヤに変わっていくことで、なんとなく生きづらさを感じたりします。
他の人にそのことを話してみても、「私だって少しは疲れるよ。気にしすぎなんじゃない?」 と言われてしまって、
「いや、そうなんだろうけど…たぶん私が感じているものと違うんだろうな」
と、理解されていない感だけが心に残ってしまう。
次第に「私は人付き合いが苦手だ」と、他の人との間に一線を引くようになることもあるようです。
では、このようなことに上手く対処するにはどうしたらいいでしょうか?
以前、「自分と他人の境界線を作る」ための4つの方法をお伝えしましたが、
今回は「HSPをより理解することで、生きやすさを得られるようになる」という観点からお伝えします。
↓以前の記事はこちら↓
HSPの人は「”普通”を諦め、特性を活かす」ことを考える方が合っている
いきなり「諦めなさい」と言われても、「そんなこと言われても…」と思うかもしれません。
しかし、ここで言う「諦める」は悪い意味ではありません。
諦めるというと、敗北感だったり、悪いイメージを感じてしまったりします。しかし、「諦める」という言葉の語源は「明らむ=明らかにする」こと。仏教では「物事の理(ことわり)を はっきりした上で、その理に合わないことを捨てる」という意味があります。
つまり、いらないものを捨てるということなのです。
HSPの人は、周囲にいる「普通はこうあるべき」や「普通はこれができるべき」を体現できている人に劣等感を覚え、自分のことを否定しがちになってしまうことがよくあるでしょう。
そんな時に大切なのは「普通でいることを諦め、自分の特性をより活かすにはどうするか?」 と考えることです。
今までの生活であなたが培ってきた「普通」を捨てること。
それを簡単にできないと感じていても構いません。
意識を「普通」に向けるのではなく、「自分の〇〇という特性を活かすにはどうすればいいか?」という質問を、あえて内面に訊いてみるのです。
「自分の内面に質問する」というのは、いわゆる自己分析を行うのと同じようなことであり、 面倒臭く感じるかもしれませんが、HSPの人は比較的容易に取り組むことができます。
というのも、HSPの人には「内面世界が充実している」という傾向があるからです。本やWeb記事を読んだり、一人で静かに考えることを苦にしません。そのため、他の人よりも考え方が深化できたり、自分なりの考えを持っていることが多いのです。
だからこそ、自身の内面に目を向け、自己対話を行うことができるのです。自己対話を行うことで、生きづらい”普通”を捨てて、生きやすい”特性”を活かす。これがHSPの人にとって大切なことなのです。
HSPが特性の活かし方を見つける3ステップ
ここまで「自分自身の特性を活かすことが必要ですよ」ということをお伝えしてきました。
では、いかにしてそれを行っていくか?
そのためには、次の3つの手順を踏んでいくことをお勧めします。
1. 自分の特性を知る。(HSP的に言うと、自分はどれぐらい敏感かを知る)
2. その特性の良い点・悪い点を考える。
3. 良い点をどう生活で活かしていくかを考える。
今回の記事では、まず自分の特性を知ることを行なっていきましょう。
自分の特性を知るための診断テスト
自分がどれぐらい敏感なのか、どのようなことに敏感になるのかを知るためには、チェックリストを活用するのが良いでしょう。
ネットで無料で受けられるものには以下のようなものがあります。
・HSP診断テスト https://hsptest.jp/
また、書籍に載っているものは、心理療法士が名前を出して監修しているため、Web上で無料で受けられるものよりは、ほとんどの場合精度が高いです。
ここでは、上記の診断テストに元になっていると思われるチェックリストが掲載されている書籍を紹介します。
デンマークの心理療法士であるイルセ・サン氏は、その著書の中でHSPの自己診断リストを記載しています。
質問は全てで48個ありますが、ここでは質問1~10まで紹介します。 以下の質問に、次の最も当てはまる数字を考えてみてください。
0:当てはまらない
1:ほとんど当てはまらない
2:少し当てはまる
3:ほぼ当てはまる
4:完全に当てはまる
□ 質問1:美しい音楽を聴くと興奮する。
□ 質問2:日々、どんな失敗が起こりうるか予測して対応策を考えることに、多くの労力を費やしている。
□ 質問3:新たな可能性や選択肢に気づくのは得意だ。
□ 質問4:すぐにインスピレーションを受けて、よいアイデアをたくさん思いつく。
□ 質問5:この世には耳で聞き、目で見るよりもたくさんのものがあると知っている。
□ 質問6:痛みを感じやすい
□ 質問7:他の人にとっては些細に思えることにさえ、打ちのめされてしまうことがある。
□ 質問8:毎日、1人でいる時間が必要だ。
□ 質問9:1人になって休憩する時間がないまま、他人とずっと2,3時間以上も一緒にいなくては ならないと、疲れ果ててしまうことがよくある。
□ 質問10:緊迫した空気が流れていると、その場から離れたくなる。
いかがでしたか?
「3」または「4」の回答が多かった場合、 HSPの特性をあなたは持っていることになります。
そういったHSPの特性をどう活かしていくのか?
「特性の活かし方を見つける3ステップ」の後半は今後の記事で更新していきますので、また参考にしてみてください^^
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