【内向的な性格を変えたい】無理なくできる!4つの具体的ステップ
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この記事でわかること
- 性格を「変える」ことの本当の意味とは?
- 内向的なままでもできる、コミュニケーションを変える小さな一歩
- 自分らしさを活かしながら自信をつけるための環境選びのコツ

こんにちは、WaReKaRaゼミ代表「対人不安解消の専門家」ザッキーです
- 「もっと社交的になれたらいいのに…」
- 「なんで自分はこんなに内向的なんだろう…」
- 「コミュ障で自己嫌悪…」
人の目が気になって、自分の内向的な性格を変えたい、そう思ったことはありませんか?
僕自身も学生時代、周りの活発な人を見て「もっとポジティブな性格になれたらな」と、他人を羨ましく思うことがよくありました。
この記事では、そんな「内向的な性格を変えたい」と悩むあなたに向けて、無理に自分を作り変えるのではなく、気持ちを楽にして自信をつけるための具体的な4つのステップを解説します。
- ステップ1:考え方を変える – まずは「性格を変える」ことへの思い込みを手放します。
- ステップ2:小さな行動を始める – 今日からできる、ごく簡単なアクションをご紹介します。
- ステップ3:自分を肯定する – 内向的な性格の素晴らしい価値に気づきます。
- ステップ4:環境を整える – あなたが輝ける場所を見つける方法をお伝えします。
あなたの「内向的な性格」は、決して短所ではありません。この記事を読めば、その特性を活かしながら、より良い人間関係を築くヒントが見つかるはずです。ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

〜目次〜
ステップ1:「性格を変えたい」という思い込みを手放す
「内向的な性格を変えたい!」と強く思う気持ち、とてもよく分かります。でも、その前に少しだけ立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
「性格」を変えるのではなく「行動や考え方」を変化させる

そもそも「性格を変える」とはどういうことでしょうか。
実は、生まれ持った気質のような根本的な性格を、全く別のものに完全に入れ替えることは難しいと言われています。
じゃあ、諦めるしかないの?というと、決してそんなことはありません。
ここで言う「性格を変える」とは、「行動や考え方を変化させる」ということです。行動や考え方が変わることで、自然と気持ちが軽くなったり、周りの人からの見え方や関係性が変わったりする。その結果として「性格が変わった」ように感じられるのです。
繊細な自分や、少し内向的な自分を無理やり消し去る必要はないんです。
具体的にどのような行動や考え方をすると良いのか、ということについては「ステップ2」以降でお伝えしていきますので、続きをお読みください。
無理に「内向的な性格」を変えようとすると逆効果に
学生時代の僕がそうだったのですが、「社交的にならなきゃ!」と意気込んで、無理にコミュニケーションの本を読み漁ったり、苦手な初対面の人たちの集まりなどの場に飛び込んだりしたことがあります。
多少は振る舞いを変えることができましたが、今度は「あの人みたいにツッコミがうまくないと」「もっと気の利いたことが言えないと」と、できている部分よりも、できていない部分ばかりが気になってしまうようになりました。
これはまるで美容整形と似ていて、一つコンプレックスを解消しても、また別の部分が気になってしまう…という無限ループに陥りがちです。根本の部分が変わっていないので、いつまでも他人と自分を比べてしまうんですよね。
だから、まずは「完璧に変わろう」と思うのをやめてみましょう。大切なのは、今のあなたを否定せず、考え方や行動を少しずつ「変化」させていくことなのです。
他人と比較して落ち込んこむ、比較癖や劣等感に悩んでいる方は、こちらの記事も参考になるかもしれません。
比較癖・劣等感の治し方|人と比べてしんどいHSPのあなたへについて詳しくはこちらをご覧ください。
ステップ2:内向的な性格のままでOK!今日からできる小さな行動
「行動を変化させると言っても、何から始めたらいいか分からない…」そう思いますよね。大丈夫です。本当に小さなことからでOKなんです。
挨拶+αでコミュニケーションのきっかけを作る

まず試してみてほしいのが「挨拶+α(プラスアルファ)」です。
もし今、あまり挨拶ができていないなら、職場の隣の席の人に「おはようございます」、帰る時に「お疲れ様です」と言ってみることから始めましょう。
それができたら、次のステップとして、挨拶に一言だけ付け加えてみてください。
- 「〇〇さん、おはようございます!今日、めっちゃ寒いですね」
- 「お疲れ様です。昨日の資料、助かりました!」
- 「おはようございます。その服、素敵ですね!」
質問でも、感じたことでも、何でもOKです。このたった一言が、相手とのコミュニケーションの扉を開くカギになります。そして、「自分から話しかけられた」という小さな成功体験が、あなたの自信に繋がっていきます。
会話の中で「それってどういうこと?」と質問してみる、会議で一つだけ感想を言ってみる、など、まずは「1つ付け加える」を意識してみてください。
「でも」「だって」を「どうやって?」に変える

次に、やめる行動を決めることも大切です。特に注意したいのが、無意識に出てしまう口癖。
「でも、自分は人見知りだから…」
「だって、話すの苦手だし…」
こんな風に、「でも」「だって」という言葉を使っていませんか?
これらの言葉は、行動しないための言い訳を作ってしまい、自分自身を否定的な檻に閉じ込めてしまいます。
もし、この口癖に気づいたら、「じゃあ、どうしたらいい?」「どうやって?」という未来に向けた質問に切り替えてみましょう。
- 「人見知りな自分ではあるけど、じゃあ、何ができるかな?」
- 「話すのが苦手な自分だからこそ、どうやって関わろうかな?」
このように、できない理由を探すのではなく、できる方法を探す視点を持つだけで、思考は大きく前進します。
「思考」の変化が「性格」を変えるプロセスを理解する

マザー・テレサが言ったとされている言葉に、こんな一節があります。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
まさにこの言葉の通り、あなたの「内向的な性格」だと思っているものは、日々の思考、言葉、行動、そして習慣が積み重なって作られています。
だからこそ、今日からできる小さな行動や、使う言葉を少し変えることが、あなたの性格、ひいては運命を変えるための一番の近道になるのです。
ステップ3:そのままでいい!内向的な性格を肯定し、強みに変える
「内向的な性格を変えたい」という思いの裏には、「外交的=良いこと」であり、「内向的=ダメなこと」という自己否定が隠れていることが多いです。しかし、本当にそうでしょうか?
「内向的な性格」と外交的の強みを理解する

内向的と外交的、これらは単なる特性の違いであり、どちらが良い・悪いというものでは全くありません。それぞれに素晴らしい長所があります。
外交的な人 | 内向的な人 | |
---|---|---|
エネルギー源 | 人との集まりや交流から得る | 一人の時間や内省から得る |
思考の仕方 | 話しながら考えを整理する | じっくり考えてから話す |
得意な人付き合い | 広く浅い人間関係 | 狭く深い人間関係 |
例えば、組織の全員が外交的な人だったらどうでしょう?
会議では意見が飛び交いすぎてまとまらず、みんなが前に出たがり、誰も慎重にリスクを考えないかもしれません。深く考える人、じっくり話を聞く人がいるからこそ、組織や会話はバランスが取れるのです。
あなたの「聞き上手」なところや「深く考える力」は、社会にとって必要不可欠な才能なのです。
あなたの周りにもいるはず!ロールモデルを見つけよう
あなたの職場や周りを見渡してみてください。あなたと同じように「内向的な性格」だけれど、周りと上手に関わっている素敵な人がいませんか?
- いつもは静かだけど、ポツリと言う一言が的を射ている人
- 聞き上手で、周りから信頼されている人
- 冷静で、着実に仕事を進めてくれる人
きっと一人や二人はいるはずです。その人をロールモデル(お手本)にして、どんな行動や話し方をしているのか観察し、真似できそうな部分を少しだけ取り入れてみましょう。お笑い芸人さんやタレントさんでも、実は人見知りだという方は大勢います。内向的な性格を武器にしている人を探してみるのもおすすめです。
リフレーミングで「内向的な性格」を長所に変える練習

自分の性格を肯定するために、「リフレーミング」という方法が非常に効果的です。これは、物事の捉え方(フレーム)を変えて、ネガティブをポジティブに変換する練習です。
元々の捉え方 | → リフレーミングした捉え方 |
---|---|
人の目が気になる | → 観察力がある、空気が読める |
人見知り | → 一人で深く考える力がある、慎重 |
あまり話さなかった | → みんなの話をじっくり聞けた、参加はできた |
このように、短所だと思っていたことも、見方を変えれば長所になります。
頭の中だけでやろうとすると難しいので、ぜひ紙に書き出してみてください。自分の嫌な部分を書き出し、その横に「これを肯定的に言うと?」と考えてみるのです。客観的に自分を見つめ直すことで、自己肯定感は着実に育っていきます。
リフレーミングについてもっと知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
簡単に自己肯定感を高める「リフレーミング」とは?について詳しくはこちらをご覧ください。
ステップ4:環境があなたを変える!自分に合う場所を見つける方法
自分の考え方や行動を変える努力と並行して、非常に効果の大きい方法があります。それが「環境を変える」ことです。
あなたを否定する環境から距離を置く
もしあなたの周りに、「お前は内向的だからダメだ」「もっと社交的になれ」「コミュ障」「陰キャ」と、あなたの性格を否定してくる人ばかりがいるとしたら、誰しも自己肯定感を保つのは難しいです。
あなたが「内向的な自分はダメだ」と感じているのは、あなた自身の問題ではなく、周りからの言葉が原因かもしれません。
社交的な人や外交的な人ばかりが評価される会社、愚痴や否定的な言葉が飛び交うコミュニティ…。もし、そんな環境にいるのなら、少し距離を取ったり、自分に合う場所を探したりすることも、自分を守るための大切な選択です。
安心できる場所で「貢献」を意識してみる

僕自身、大学時代にダンスサークルのような活発な場所でしんどくなった経験があります。その後、研究会のような落ち着いた雰囲気のサークルに入り直し、「ここなら自分らしさを出せる」と感じて、少しずつ自信を取り戻しました。
おすすめなのが、趣味のサークルや習い事など、あなたが「落ち着くな」と感じる内向的な人が多い場所で、少しだけ外交的な振る舞いを試してみることです。性格ではなく、あくまで「外交的な行動」です。
例えば、そこで誰かが困っていたら「手伝いましょうか?」と声をかけてみる。これは「貢献」という行動です。人に貢献すると感謝され、「自分も人の役に立てたんだ」という成功体験が、大きな自信に繋がります。
「人見知りなんです」と自己開示してみよう

内向的な自分、人見知りな自分を隠そうとすると、どんどん苦しくなり、自己否定も強まります。いっそのこと、安心できる場所でさらけ出してみましょう。
「実は僕、結構人見知りなんですよね。でも、皆さんと仲良くなりたいんです」
このように、ネガティブな自己開示をした後に、「でも、こうなりたい」というポジティブな意思を付け加えるのがポイントです。そうすれば、周りは「そうなんだ!全然いいよ!」と温かく受け入れてくれるはずです。
自分を隠すのをやめると、周りは敵ではなく味方だと思えるようになりますよ。
自己開示のコツについては、こちらの記事もぜひ参考にしてください。
人と距離がグッと縮まる!自己開示のコツと効果とは?について詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ:4つのステップで「内向的な性格」と上手に付き合おう

今回は、「内向的な性格を変えたい」と悩むあなたへ、無理なく自分を変化させていくための具体的な4つのステップをお話ししました。
- ステップ1:考え方を変える
性格を無理に変えようとせず、行動や考え方を「変化させる」という視点を持つ。 - ステップ2:小さな行動を始める
「挨拶+α」や「未来志向の口癖」など、ごく簡単なことから試してみる。 - ステップ3:自分を肯定する
内向的な性格の長所を理解し、リフレーミングで自分の価値を再発見する。 - ステップ4:環境を整える
自分に合わない環境からは距離をとり、安心できる場所で成功体験を積む。
大切なことなので繰り返しますが、あなたの内向的な性格は、決して変えるべき欠点ではありません。それは、あなただけが持つ素晴らしい個性であり、才能です。
今回ご紹介した4つのステップを、焦らずあなたのペースで、できることから一歩ずつ試してみてください。無理に自分を偽ることなく、あなたらしい形で周りとの関係が変わり、自信が湧いてくるはずです。
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だからこそ、きっとあなたにも「自分のことだ」と受け取っていただける内容になっているはずです。
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あなたが自分らしさを活かして、心から楽になれる日をサポートできることを楽しみにしています。
