自己開示とは?方法・効果・コツ・実践例

この記事でわかること

  • 自己開示の必要性とは?
  • 良好な人間関係を築くコミュニケーションスキルについて
ザッキー

こんにちは、WaReKaRaゼミ代表「対人不安解消の専門家」ザッキーです

子どもから大人まで、何歳になっても避けられない人付き合い。

人間関係が上手くいかないと、物事がスムーズに進まないだけでなく、心の中がモヤモヤやイライラで溢れ、ストレスの原因に。

蓄積されたストレスは健康なからだやこころを蝕んでいきます。

そこで今回は「人間関係のモヤモヤを解消する方法」についてお話していきます。

実はコミュニケーションにはちょっとしたコツがあるのです。

・自分の意見が言えない

・相手に上手く伝わらない

と悩んでいる人は参考にしてみてください。

自己開示とその必要性

自己開示の必要性

まず、人間関係を上手く構築するには、自己開示が欠かせません。

「自己開示」とは、自分の意見や気持ち、生い立ち、過去の話など、自分のプライベートな情報を相手に話すことをいいます。

建前や周りの意見に影響されていない、ありのままを話すことが重要です。

特に初対面の人と話すときは、良い印象を与えたい気持ちが働いてしまうと思います。

当たり障りのない会話をしたり、相手の反応を伺ったりしながら、自分の本来の意見を抑えて、相手に合わせてしまっていませんか?

意見が衝突したり、嫌われるリスクは避けられますが、表面的なコミュニケーションに終わってしまいます。

あともう一歩、関係を前進させるには、やはり自己開示がポイントなのです。

自分のことを相手に打ち明けるのは、最初は勇気がいるかもしれません。

・変な人と思われたらどうしよう…

・嫌われたらどうしよう…

と不安に思うかもしれませんが、それはお互い様。

思い切って自分から自己開示すれば、相手も安心して自己開示しやすくなります。

これを「自己開示の返報性」と言います。

自己開示は、良好なコミュニケーションのファーストステップなのです。

良好な人間関係を築く“アサーティブコミュニケーション”

良好な人間関係を築く"アサーティブコミュニケーション"

次に、ありのままの自分を伝える上で必要なスキル「アサーティブコミュニケーション」について解説します。

英語のassertiveには「断定的な、積極的な、主張する」などの意味がありますが、

アサーティブコミュニケーションとは、自分と相手を同じように尊重しながらも、自分の意見や気持ちを適切に表現するコミュニケーション方法のことです。

アサーティブコミュニケーションを身につければ、良好な人間関係を築くことができます。

コミュニケーションの悪い例

コミュニケーションの悪い例

良くないコミュニケーションには2つのタイプがあります。

自分や周りの人を想像してみてください。

【攻撃的】

自分の意見ははっきり主張するものの、相手への配慮が欠けているタイプ。

周囲の人は萎縮し黙ってしまうことが多く、今後関わりたくないと避けられてしまうこともあるでしょう。

【受身的】

人との対立を避けるがあまり、自分の意見を主張しないタイプ。我慢やストレスを溜めがちなコミュニケーションです。

回りくどい話し方をして、周囲を苛立たせたりすることもあるでしょう。

アサーティブコミュニケーションの実践

アサーティブコミュニケーション、DESC法

アサーティブコミュニケーションの代表的な技法として、4つのポイントの頭文字をとった「DESC法(デスク法)」があります。

Describe(事実を説明する)

まずは、状況や相手の行動について説明します。

自分や相手の気持ちは考えずに、客観的な事実だけを伝えましょう。

例えば、メールの返信が1週間後にきたとします。

あくまでも「1週間後にきた」という事実があるだけで、嫌われているわけでも、避けられているわけでもありません。

ここでは思い込みや先入観は捨ててしまいましょう。

Explain(気持ちを説明する)

次に、事実に対する自分の気持ちを伝えます。

起きた出来事に対して、「私は〇〇と思いました」とありのままを述べましょう。

例:メールの返信が1週間後だったから、私は不安になった

ここでも、嫌われている、避けられているかもという持論は勝手な想像なので伝えるのはやめましょう。

Specify(提案する)

事実と気持ちを伝えたら、相手にどうして欲しいかを提案します。

抽象的な表現ではなく、実行しやすい具体的な行動を伝えましょう。

・ちゃんとして欲しい

・もっと考えて欲しい

のようなお願いは叶えにくいですよね。

・メールの返信は3日以内にお願いできませんか?

・週に1回打ち合わせしませんか?

決して命令にならないよう、伝え方にも注意が必要です。

Choose(相手の反応に対応して行動を決める)

相手に提案したら、その答えによって自分の行動を選択します。

相手がYESの場合は良いのですが、難しいのはNOだった場合。

再度違う提案をするか、「〇〇なら、〇〇」しますねと自分の行動を伝えましょう。

断られる前提で話をすると、気持ちが楽ですよ。

このDESCの4段階に当てはめて自分の主張をすると誤解もなく相手に伝わり、良いコミュニケーションを取ることができますよ^^

良好な人間関係を築いてストレスを軽減しよう

良好な人間関係を築いてストレスを軽減しよう

アサーティブコミュニケーションを身につけると、今まで我慢していたことが少しずつ相手に伝えられるようになります。

反対に、自分の意見が相手に伝わらなくて悩んでいる人にとっても必要なコミュニケーションスキルです。

理想的な人間関係は素直なあなたを出すことから始まります。

最初の勇気を持ちましょう!

人間関係で悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。

一緒に解決していきましょう。

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