[視線恐怖]脇見恐怖症 転職/就活に!おすすめの仕事・辛い仕事[21種]

この記事から得られること

  • 脇見恐怖症の人に合った仕事を知ることができる
  • 仕事選びにおける迷いを減らすことができる
ザッキー

こんにちは、WaReKaRaゼミ代表「対人不安解消の専門家」ザッキーです

↑動画でご覧になりたい方はこちら(11:54)

今回は脇見恐怖症で悩む方に仕事選びの際の参考にしていただきたい内容です。

特に

・特に今の仕事が脇見の症状できつくてやめたいけど、どこに転職したらいいのかわからない方
・いま仕事をしていなくてどこに転職しようかと考えている方
・学生でこれからどこに就職しようかと考えている方

は是非ご一読ください。

脇見恐怖症で現状悩んでいる方に合うたくさんの職種を紹介するので、是非転職や就職の際の参考にしてみてくださいね。

記事の後半で

「根本的に仕事選びにおいて大切にしてほしい基準」と、

「とはいえ転職ができない環境にいる人や、今の仕事を続けたいと思っている方にやってほしい対策」

についてもお伝えしていますので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは、まず脇見恐怖症の人に合う仕事を

・人と関わる対人系のお仕事と、

・基本的に1人で完結できるお仕事、

そして

・できればやめておいた方がよいお仕事

の3つに分けてお伝えしていきます。

人と関わるお仕事

人と関わるお仕事(脇見恐怖症)

脇見恐怖症の人でも、閉鎖的な状況・限定的な状況が苦手なだけで、対人コミュニケーションが得意な人は少なくありません。

脇見恐怖症の人は「自分の視線が他人に迷惑をかけたり不快にさせているのではないか」と過度に罪悪感を感じていることが多いです。

逆にいうと、脇見恐怖症ではない人たちには気にならないようなことにも気づけるような

繊細な感性を持っていて他人に気をつかえたり、共感力をもっており相手の気持ちを考えることができる方たちでもありあます。

そんな強みを仕事に活かせることは多いです。

①ルート営業

脇見恐怖症でもルート営業

営業の仕事は基本的に外回りのため、デスクワークが少なく外で動き回ることができるため視線に悩まされる時間も少なくできます。

仕事によっては直行直帰もパターンもあり、自分ひとりの空間で仕事を進められたり
一人で営業を回ることで自分のペースで仕事できる点も良いです。

ちなみになぜ「ルート営業」なのかというと、比較的新規営業よりも、ノルマが少なく、
メンタルにかかる負担が相対的に少ないからです。

共感力やコミュニケーション力の高い脇見の方におすすめです。

②小売、飲食などの接客・販売

脇見恐怖症でも接客販売なら視線を気にせずに済む

小売は店舗で接客・品出し・バックオフィスなど、基本的に立ち仕事が多いです。

広い空間にいることで視界が開放的になるため症状を気にするタイミングも少なくなり仕事がしやすいメリットがあります。

またある程度自由に自分の立ち位置も決められるて接客などのタイミングで動くことができるので視線で悩みそうになったら位置を変えることができるというのも良いです。

デスクワークが基本的に少ないのもメリットですね。

③店舗の受付

旅行代理店や携帯ショップ、ホテルのフロント、フィットネスの受付、など窓口や受付です。

先程の接客販売とは異なり、固定の席ではありますが、
隣のスタッフとの間隔があいていたり、お客様のためにパーテーションで仕切られていることも多いです。

またずっと同じお客様の対応をするというよりかは、
流動的なことが多いのでずっと苦手な人の視線に悩むということは少ないです。

④介護福祉・看護師などの医療系

脇見恐怖症でもご年配の方には症状が出ないということもある

先程の接客販売と同じく、基本的に動き回ることが多いのはメリットです。

また視界も開放的です。

仕事柄、「身体を動かす」「他者とコミュニケーションをとる」「利用者さんに意識を注意しないといけない」など、忙しくて脇見がいつのまにか気にならなくなっていたというケースも多いです。

またご年配の方が相手だと症状を気にしなくて済むというように、「相手によって大丈夫」というパターンもあります。

⑤保育士、ベビーシッターなど

こちらも看護師の方と同様に基本的に動き回ることが多いのはメリットです。

また視界も開放的で、忙しくて脇見のことを気にしていられなくなるという点も良いです。

預かっているお子さんに対して意識を向けないといけないので、気にならなくなるというケースは多いです。

看護師や保育士のように、「脇見することよりも気にしなければいけない対象をつくる」ということは他にも応用がききますね。

⑥インストラクター(ヨガやジムのトレーナーなど)

脇見恐怖症なら体を動かすことがおすすめ

講師のため1人で動くことも多く、同僚などの視線では悩みにくいです。

ヨガや運動系は自分自身も体を動かせるので、気分がスッキリするというメリットは大きいです。
運動すると自信ホルモンのセロトニンを高めることにもつながり、メンタルの不調の症状改善にもなります。

また人前に立つ仕事が多いので、リーダーシップが磨かれて自信にもつながり症状が改善されていくこともあります。

⑦エステティシャン、マッサージ師・整体師・理学療法士

お客様と1対1での対応が多く、脇見は気になりにくいです。

エステやマッサージは直接お客様から感謝されることも多いので、貢献感がたかまり自己肯定感向上に
つながりやすいというメリットもあります

⑧塾講師(個別指導など)

同じく、1対1での対応が多いので脇見が気になりにくいです。

パーテーションがあることも多いため、視線が気にならないという人もいます。

人になにかを教えるという行為を通して、自分の自信にもつながるというのもメリットです。

⑨動物と関わる系(トリマー、ペットシッター、ブリーダー、獣医)

脇見恐怖症でも動物相手なら大丈夫

人ではなく、動物に囲まれている環境だと症状が出ないという方も多いです。

脇見の方の感受性の高さや細かい所に気がつけるような強みは動物の些細な動きにもすぐに察知できるなど、
強みを発揮できる仕事だと思います。

⑩カウンセラー、占い師など

お客様と1対1での対応が多いので脇見が気になりにくいというメリットがあります。

また繊細な特性や共感性、自分自身の悩んできた経験を活かせることも多いので、
人の痛みがわかり誠実に寄り添うことができます。やりがいにも繋がるのでおすすめです。

僕も元々脇見恐怖症で悩んでいて、今では「同じように悩んでいる人たちに対するカウンセリング」を行っています。
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基本的に一人でできるお仕事

脇見恐怖症を気にせず一人でできるお仕事

脇見恐怖症など社交不安障害が原因で人と接することが苦手になったとしても、基本的に人間そのものが嫌いになっているわけではありません。

ですので、しんどいからと言って、対人の場から目を逸らすことをオススメしてはいません。

しかし、ほとんどの時間を過ごす仕事の中で「脇見が気になり過ぎて仕事が手に付かない」ということになってしまったり、また日中何度も脇見を意識せざるを得ないことで、なおさら脇見の症状が強くなってしまうということもあります。

症状の改善をしていきたいところではありますが、人とコミュニケーションをとることへの苦手意識が非常に強いという方は、まずは一人でできるようなお仕事をして脇見を気にする機会を減らすのも選択肢としてはありです。

①倉庫、工場ライン、清掃員、警備員など

1人でモクモクとできる仕事が多いです。

他人に対して過度に気をつかってしまうような対人関係が苦手な脇見恐怖の方にもおすすめ。

作業場所や人の配置によっては、脇見が気になりやすい状況もあるので、職場環境を確認してみたほうがよいですね。

警備員も人通りが多いところで仕事しないといけないようなケースもあるので、事前に場所を確認して、人混みは避けておいたほうがいいかもしれません。

②運送系(トラックやタクシーなどの車の運転)

脇見恐怖症でも運転に集中すれば気にならない

1人でモクモクとできる仕事が多いです。

対人関係が苦手な脇見恐怖のかたにもおすすめ。

運送業は運転しながらも景色が変わるので、気分転換にもなりリフレッシュできます。

トラックの運送に関しては自分ひとりの空間をつくることができます。

③農業系

自然とふれあうことでメンタルを健全に保てます。

また外の開放的な空間で仕事ができます。

基本的には、田舎の人が少ない環境で仕事ができるので、対人関係が苦手な人にもおすすめです。

早寝早起きが習慣にならざるを得ないので、健康面にも良いですしメンタルを良くすることもできます。

④在宅リモートワーク系

脇見恐怖症でもリモートワークなら大丈夫

在宅だと当然、他人の視線を気にせず仕事を行うことができますよね。

新型コロナウィルスの影響で在宅の仕事も増えています。
今後たくさんの企業がこのような方針に移行していったり、一部取り入れたりしていくことが考えられます。

在宅でできる仕事で、職を探してみるのもありですね。

⑤ウェブデザイナー

WEBサイトなどホームページの制作、デザイン設計を行います。

社内でのデスクワークなども多いですが、在宅でできる企業もあります。

またフリーランスとして独立もしやすいので、将来的に自由に仕事ができるメリットもあります。

⑥クリエイター系

漫画家・動画編集者・アニメーター・歌手・画家・陶芸家など、職人のように1人で打ち込める仕事です。

才能や技術や知識が必要ですので、すぐ1人で独立して行うには時間と努力が必要にはなります。
だだ、なかでも動画編集などは副業からでも取り組みやすいためおすすめです。
まずは趣味や副業から初めてみるのもありですね。

脇見で悩む方にも細部に気をつかえる人も多く、感性に優れている方も多いので強みを発揮できるとおもいます。

⑦webライター

企業に属して自社メディアの記事を執筆するのもありですが、おすすめはフリーランスライターです

企業に属さず特定メディアの専属ライターとして働く方もいれば、さまざまなメディアから依頼を受けて記事を書くなど、働き方は多種多様。

クラウドソーシングと呼ばれる、ネット上だけでやり取りが完結するサービスも充実しています。
パソコン一台あれば場所問わずどこでも働けるので、視線に悩まずにすむというのは大きなメリットです。

⑧ITエンジニア

コンピューターを動かすためのシステムを設計する仕事です。(システムエンジニアやプログラマーなど種類はさまざま)

社内のデスクワークは多いので、席の間隔など職場の環境や在宅ワークができるかは要チェックです。

技術がつけばフリーランスとしての活動も可能なので、それまでスキルをつけて、独立することを目指すのも良いですね。

⑨ECショップ経営、物販

Amazon、メルカリ、楽天などで商品を販売するお仕事。

Amazonや楽天は個人でショップ経営をされている方も多く、販売する商品があればできます。
1人で自宅でもできるので視線には悩みにくいです。

脇見で悩む人にはハンドメイドが好きな方もおおく、自分でブランドを作ってBASEなどのオンラインショップで販売するという選択肢もあります。
まずは副業からやってみることがおすすめです。

⑩ユーチューバー、ライバー

自宅や好きな場所で仕事ができます。
カメラをむけて話すことによって、自分を客観的にみることができてコミュニケーションの自信になるという点でもおすすめです。
またライバーの場合だと動画を見ている方との交流もできるので、さらなるコミュニケーション能力の向上につながります。
実際に以前カウンセリングをした方でも、ライブ配信を続けて脇見を改善された方もいらっしゃいます。それくらい自信をつける上ではおすすめです。

しかし、自営業で収入面では不安定ですし、実際配信のみを仕事までするのは難しいかもしれません。
まずは副業や趣味からやってみることをおすすめします。

できればやめておいた方がよいお仕事

ここまでで、脇見恐怖症の方にあっているお仕事を

・人と関わる対人系のお仕事

・基本的に1人で完結できるお仕事

の2つに分けて20種類お伝えしてきました。

最後に「この仕事は、できればやめておいた方が良い」というお仕事を紹介します。

もちろん絶対にダメというわけではありませんし、やるのが無理だと言うわけではありません。

もしこの仕事で迷っている状態なら他の仕事も考えた方が良いと思います。

ではその一つをお伝えすると…

事務などのオフィスワーク

比較的、脇見恐怖症の人にはきつい環境です。

少し窮屈で閉鎖的なオフィスや向い合せで仕事をする状況は、監視されているような感覚になりやすいです。
しかし事務の求人は多く、特に女性は選びがちになってしまいます。

事務職でも、選ぶとしたら
・パーテーションのある事務(外資系企業には多い)
・フリーアドレス制度を導入しているオフィス(自席を持たず自由に働く席を選択できるオフィススタイル ベンチャー系に多い)
・コールセンターなどの事務(パーテーション、個人個人の間隔がある、独立している場合がある)
・教室形式の事務(全員が同じ方向を向いているので、正面にはなりにくい)

・始めるとしても派遣から始める(職場を見学することができる)

などの対応をすることをおすすめします。

根本的に、仕事選びにおいて大切にしてほしい基準

脇見恐怖症の人に、仕事選びで大切にしてほしい基準

たくさんのお仕事をお伝えしてきましたが、

何よりも一番のは大切にしてほしい基準は、自分が夢中になれる仕事や長所を活かすことをすること。
夢中になれるというのは人によって違うとおもいます。

①興味があって、好きなジャンルの仕事
②毎日変化や成長を実感できる刺激となる仕事、
③やった分だけ成果が報酬となって帰ってくる仕事
④直接誰かに貢献できると感じられる仕事

このような仕事はフローやゾーンの状態に入りやすいですし、周りのことが見えなくなるくらい集中した感覚になれると思います。
それは脇見恐怖症であろうがなかろうが、関係ない世界で仕事をしている感覚です。
脇見恐怖症のことよりも、もっと自分にとって意識したいこと、集中できることを見つけられている状態ともいえますよね。

またやりがいや仕事をしている自分を認められるので自己肯定感の向上にもつながります。

そのような仕事を知るためにもまずは自己理解・自己分析は必要です。

「とは言え今、転職はできないよ」という人へ

今は転職できないという脇見恐怖症の人

今の仕事きついけど事情があり転職できないという人は、

思い切って上司に自分のことを話してみる

ことをおすすめします。

実際に上司に相談したことによって端の席や正面が壁の席に替えることができたという方もいらっしゃいます。
また、話すことによって「そんなふうに思ったことなかったよ」といってくれて安心できたという人も多いです。

もしくは上司に「このままだと集中が難しいので、パーテンションの導入してもらうことは可能でしょうか?」と
打診してみることも一つの提案としてはありです。

できないこともあるかもしれませんが、応じてくれる会社もあるはずです。
頭の中で悩んでいるだけよりも伝えた方が絶対に良いので、ダメもとでも打診するのをおすすめします。

どうしてもパーテーションが必要なら自分で実費で買うのでもいいですし、何か物や衝立を置くなどの対策を自分でしてもいいかもしれません。

おわりに

今日はたくさんのお仕事を伝えましたが、挙げた仕事以外はだめなのかというとそうではありません。

あくまで向き不向きのお話です。

脇見恐怖症の悩みも一人ひとり違うので、特性も違います。自分がこの仕事いいなとおもう選択をしてください。
また、仕事は実際にやってみないとわからないことも多いです。

同じ接客の仕事でも1人でやるか複数人で作業するかの内容によって全然変わってくるということもあります。

今回、事務の仕事は難しいとお話はしましたが職場の人間関係やデスク配置などの環境によって変わってくることも多いです。

わからないことも多いからこそ、「自分にとってベストで完璧な選択肢を探す」のではなく、慎重になりすぎずにベターな選択肢でとりあえずやってみるということが大切です。

違ったら、またそれが学びになって次は違う選択ができるようになりま。

最終的にベストな選択肢に近づけていけばOKです。

そのうえで脇見恐怖症の改善にむけて取り組んでいくことが大切になってきます。

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