自己肯定感が低い人へ|無理なく上がる10の小さな習慣【行動+思考】

動画でご覧になりたい方はこちら。約11分の動画です。

この記事でわかること

  • 自己肯定感がなかなか上がらない本当の理由と「自己効力感」との関係
  • 今日からすぐ始められる、自己肯定感を上げる10個の小さな習慣(行動編5つ+思考編5つ)
  • 三日坊主で終わらせない、習慣化を成功させる2つのコツ
ザッキー

こんにちは、WaReKaRaゼミ代表「対人不安解消の専門家」ザッキーです

あなたは今、

  • 「自分なんて何をやってもダメだ」
  • 「周りと比べて、自分には何の取り柄もない気がする」
  • 「自信を持って行動したいのに、なぜか一歩が踏み出せない」

こんな風に悩んでいませんか?

実は僕自身も、まったく同じ状況でした。自己肯定感の低さにずっと悩んで、脇見恐怖症や対人恐怖症にも長い間苦しみました。自分を変えたくて、いろんな本を読みあさって、読んだ直後は「よし、やるぞ!」と思うんです。でも気づいたら元の状態に戻っている。そんなことを何度も繰り返していました。

あなたもそんな経験、ありませんか?

でも、安心してください。この記事では、なぜ自己肯定感がなかなか上がらないのか、その本当の理由をまず解説します。そのうえで、僕自身やクライアントの方たちが実際に試して「これは本当に効果があった」と実感できた、びっくりするほど簡単で、誰でも今日から始められる小さな習慣を全部で10個、具体的にお伝えしていきます。

読み終わるころには、きっと「これなら自分にもできそうだな」と思えるはずです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

なぜ自己肯定感は上がらないのか?自己効力感がカギ

「自己肯定感を上げたい」と思っている方はたくさんいます。
でも、頑張って上げようとしてもなかなかうまくいかない。その理由は、自己肯定感の土台にある”ある感覚”を見落としているからなんです。

ここで知っておいてほしい大事な言葉が2つあります。それは「自己肯定感」と「自己効力感」です。

自己肯定感と自己効力感の違いをわかりやすく解説

自己肯定感と自己効力感の違いをわかりやすく解説

まず、ここまでにも何度もお伝えしている自己肯定感についてですが、自己肯定感というのは、ありのままの自分を「これでいいんだ」と受け入れて、「自分には価値がある」と思える感覚のことです。

一方で、今日の話のキーになるのが自己効力感です。これは、「自分ならこの課題をやり遂げられる」という、何かの行動に対して自分を信じられる感覚のことです。

ざっくり言うと、自己肯定感は「自分の存在への自信」。自己効力感は「自分の行動への自信」。この2つは別物のように見えて、実はすごく深くつながっています。

「ありのままの自分を愛そう」がうまくいかない理由

「ありのままの自分を愛そう」がうまくいかない理由

自己肯定感が低い状態の時に、いきなり「ありのままの自分を愛そう」と思っても、心のどこかで「いや、自分なんて取り柄ないし…」「そんなこと言われてもムリだよ」という声が聞こえてきませんか?
頭では「自分を認めなきゃ」と理解していても、心がついてこない。この状態にハマっている方は、すごく多いんです。

たとえば、自己啓発の本を読んで「自分は自分でいい」と言い聞かせたとします。でも翌日、会社で同期がテキパキ仕事をこなしているのを見ると、劣等感で「やっぱり自分はダメだ…」と一気に気持ちが沈む。こんな経験、ありませんか?これはあなたの意志が弱いのではなく、そもそもアプローチの順番がちょっとズレているだけなんです。

自己肯定感を直接上げようとするのは、基礎工事をしていない土地に家を建てようとするようなものです。いくら壁を塗っても、土台がなければすぐにグラグラしてしまいます。

小さな成功体験が自己肯定感の土台になる

小さな成功体験が自己肯定感の土台になる

じゃあ、どうすればいいのか。答えはシンプルです。まずは自己効力感から育てていくということです。

自己効力感、つまり「自分にもできることがある」「決めたことを守れる自分なんだ」という感覚。
このような自分はできると思えるような小さな成功体験を積み重ねることで、「そんな自分には、ちゃんと価値があるんだな」という自己肯定感へと自然につながっていきます。

ただし、ここで1つ注意点があります。「じゃあ行動して結果を出せばいいんだ!」と思って、他人と比べて競おうとしたり、高すぎる目標を設定したりすると逆効果です。他人との比較や高い目標に基づいた自信は、実はすごくもろいんです。ちょっとうまくいかなかっただけで、かえって自己肯定感が下がってしまう危険性があります。

だからこそ僕がおすすめしたいのは、誰とも比べない、自分だけの小さな約束を守ることです。たとえば、家で腕立て伏せを続けるとして、その目的は腕立て伏せで誰かに勝つことじゃないですよね。「昨日より1回でも多くできた」とか、もっと言えば「今日もサボらずに1回できた」という事実。過去の自分との比較で十分なんです。決めたことを実行できたという事実そのものに価値があります。

「自信をつけるには何か大きなことを成し遂げなければいけない…」
そう思っていませんか?実はその考え方こそが挫折につながるんです。「よし、頑張るぞ」という意志の力、いわゆるモチベーションには必ず波があって、頼りにはなりません。一方で小さな習慣は意志の力に頼らないんです。歯磨きをするのに、わざわざ気合いを入れたりしませんよね。それと同じで、「やる気の問題」を「仕組みの問題」に変えていく。この仕組み化こそが、自己肯定感を育てるうえでの最高の武器になるんです。

大切なのは結果ではなく、「今日も続けられた」という事実の方です。自分で決めたことを今日も続けられた──その事実そのものが、脳にとっては立派な成功体験として認識されます。この小さな成功体験を毎日積み重ねることで、「自分は決めたことをやり遂げられる人間なんだ」という確かな感覚、つまり自己効力感が着実に育っていきます。

【行動編】自己肯定感を上げる5つの小さな習慣

【行動編】自己肯定感を上げる5つの小さな習慣

ここからは、誰でも今日から始められる、自己効力感を上げて自己肯定感につなげるための具体的な習慣を「行動編」として5つご紹介します。ポイントは、「絶対にできるレベル」までハードルを下げることです。

① 1日1回の筋トレで「目に見える変化」を実感する

① 1日1回の筋トレで「目に見える変化」を実感する

1つ目は、1日1回の筋トレです。これは僕自身が一番効果を感じた習慣です。

日常生活の中で、努力の成果が目に見える形で現れることって、意外と少なくないですか?仕事で頑張っても、すぐに結果が数字に出るとは限らない。人間関係を改善しようと努力しても、相手の反応はコントロールできない。そんな中で、筋トレは続けた分だけ体に正直な変化が現れるんです。

たとえば腕立て伏せを毎日続ければ、腕が少しずつ引き締まってきます。スクワットなら、姿勢がよくなって、鏡を見た時の印象が変わります。こうした具体的な実感が、あなたの自己効力感を大きく高めてくれます。

「でも、筋トレって大変そう…」と思うかもしれません。でも、ここで大事なのは回数じゃないんです。腕立て伏せ1回でいいんです。本当に1回だけでいい。1回やれたら「今日もやった」と自分に言ってあげてください。それだけで十分です。慣れてきたら2回にしてもいいし、ずっと1回のままでもかまいません。

② 朝起きたら布団を畳んで、1日最初の達成感を得る

② 朝起きたら布団を畳んで、1日最初の達成感を得る

2つ目は、朝起きたら布団を畳むことです。

「え、そんなことで?」と思いましたか?でも、これが意外と効くんです。ベッドなら枕を整えて、掛け布団を広げてシワをさっと伸ばす。布団なら三つ折りにしてまとめる。たった1分もかかりません。

この簡単な行為が、1日の最初のタスクを完了させたという小さな達成感を脳に与えてくれます。朝の最初の数分間で「自分は今日もう1つやり遂げた」という感覚が生まれるんです。そしてその感覚が次の行動の後押しになっていく。「布団を畳めた。じゃあ着替えもしよう」「朝ごはんもちゃんと食べよう」こんな風に、小さな達成感が連鎖していくんです。

逆に、布団がぐちゃぐちゃのまま1日をスタートすると、なんとなく「だらしない自分」というイメージが無意識にこびりつきます。たかが布団、されど布団です。

③ 1日1行だけ日記を書く

③ 1日1行だけ日記を書く

3つ目は、1日1行だけ日記を書くことです。

日記と聞くと、「毎日しっかり中身を書かなきゃ…」と身構えてしまうかもしれません。でも、ここで言う日記は、たった1行でOKです。

テーマは「今日できたこと」。「朝、布団を畳めた」「コンビニの店員さんに『ありがとうございます』って言えた」「今日も腕立て1回やった」──どんなに些細なことでもかまいません。

これを続けていくと、面白い変化が起きます。自分が無意識にできていることに気づく癖がつくんです。普段、僕たちは「できなかったこと」にはすぐ気づきます。会議でうまく発言できなかったとか、締め切りに間に合わなかったとか。でも「できたこと」は、意識しないとスルーしてしまうんです。

1行日記は、そのスルーしがちな「できた」をちゃんと拾い上げてくれるツールです。1週間、2週間と続けていくと、ノートにはあなたの「できた」がどんどん溜まっていきます。それを見返すだけで、「自分って意外といろんなことできてるんじゃないか」と感じられるようになります。

ちなみに、このを続けやすくするために、僕も簡単に書けて続けやすい日記帳を作っています。「今日できたこと」を拾い集める習慣を、無理なく積み上げたい人はよかったら使ってみてください。

④ 朝日を浴びながら5分だけ散歩する

④ 朝日を浴びながら5分だけ散歩する

4つ目は、朝日を浴びながら5分だけ散歩することです。

体を動かすと、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。セロトニンは気分を安定させてくれたり、不安を和らげてくれたりする、心の健康にとってすごく大事な脳内物質です。

このセロトニンを効果的に分泌させる最高のスイッチが、太陽の光を浴びることリズミカルな運動なんです。つまり、朝の散歩はまさにゴールデンタイムなんです。歩くというリズミカルな動きをしながら、朝の太陽の光を浴びる。この2つが同時にできるわけです。

一般的には15分〜30分が理想と言われていますが、まずは5分で十分です。家の周りを1ブロックだけ歩いて帰ってくるくらいでいい。なんなら玄関を出て、少し歩いて戻ってくるだけでもOKです。ここでも大事なのは時間の長さではなく、「今日も続けられた」という成功体験の方です。

もう1つ補足すると、朝散歩には「1日のリズムを整える」という効果もあります。朝に太陽の光を浴びると体内時計がリセットされて、夜の寝つきもよくなることがわかっています。睡眠の質が上がれば、翌朝の気分も安定しやすい。この好循環が、自己肯定感の底上げにもつながっていきます。

⑤ 寝る前に明日の準備を1つだけする

⑤ 寝る前に明日の準備を1つだけする

5つ目は、寝る前に明日の準備を1つだけすることです。

たとえば、明日着る服を出しておく。カバンの中身を確認しておく。本当にそれだけで大丈夫です。

これをやっておくと、翌朝のバタバタが減って心に余裕が生まれるのはもちろんなんですが、実は夜にもいい効果があるんです。
寝る前に「明日あれやらなきゃ、これもやらなきゃ…」と考えが巡って不安になること、ありませんか?この不安ですが、頭の中のタスクを1つでも物理的に終わらせておくと、その分の心配事が減って気持ちが穏やかになるんです。

つまり、寝る前の準備は明日の朝のためだけでなく、今夜の睡眠の質を上げるためにもなるということです。しかもやることは1つだけ。これもまた「今日もやれた」という小さな達成感を1日の最後に味わえる習慣です。

【思考編】自己肯定感を上げる5つの考え方の習慣

【思考編】自己肯定感を上げる5つの考え方の習慣

行動の習慣と一緒に、考え方の癖も少しずつ変えていくと、自己肯定感はさらに上がりやすくなります。ここでは、日常で意識したい思考の習慣を5つ紹介します。

① 自己イメージを作る言葉を“肯定語”に置き換える

自己肯定感が低い人って、無意識に自分を責める癖がついていることが多いんです。何かミスをすれば「やっぱり自分はダメだ…」、うまくいっても「まぁ、たまたまだ」。
こんな風に、自動的に自分を下げる言葉が頭の中で流れていませんか?

これを意識的に変えていきましょう。やり方はすごくシンプルです。何か小さなことができた時に、声に出して、あるいは心の中で自分を褒める。

  • 「よし、起きた。自分えらいぞ!」
  • 「おお、ナイス集中力!」
  • 「ちゃんとご飯食べた。偉い!」

こんな感じです。

最初はちょっと恥ずかしいと思います。「何やってるんだ自分…」と感じるかもしれません。でも、これには心理学的な根拠があるんです。ポジティブな言葉を繰り返すことで、その言葉通りの自己イメージが少しずつ形成されていくことがわかっています。
逆に言えば、「自分はダメだ…」と繰り返していると、そのダメな自己イメージがどんどん強化されていく。だからこそ、意識的に言葉を入れ替えることが大事なんです。

具体的におすすめのタイミングは、さっき紹介した行動の習慣とセットにすることです。布団を畳んだら「よし、今日もやった!」。1行日記を書いたら「えらい、ちゃんと続いてる!」。
行動と肯定をワンセットにすると、どちらも定着しやすくなります。

② ネガティブな感情にフタをしない。マインドフルネスの視点

不安や落ち込みを感じた時、「こんなこと考えちゃダメだ」とフタをしていませんか?実はこれ、逆効果なんです。
心理学では「思考抑制のリバウンド効果」と呼ばれていて、「考えないようにしよう」とすればするほど、かえって頭から離れなくなることがわかっています。

たとえば、「白クマのことを絶対に考えないでください」と言われたら、もう白クマのことが頭から離れなくなりますよね。ネガティブな感情も同じで、抑え込もうとするほど余計に大きくなるんです。

そこで有効なのが、マインドフルネスの考え方です。マインドフルネスと言うと難しそうに聞こえるかもしれませんが、やることはシンプルです。不安を感じた時に「また不安になってる自分、ダメだな…」と判断するのではなく、「あ、今胸がざわざわしてるな」「自分の中に今、不安があるんだな」と、天気予報を見るように、ただ客観的に観察するだけです。

天気は「今日は雨か、最悪だ」と怒っても変わりませんよね。同じように、感情も「いい・悪い」と判断せずに、「今はこういう天気なんだな」というふうにただ眺めてみる。そうすると、不思議なことに感情に振り回される度合いが減っていくんです。

最初から完璧にできなくて大丈夫です。「あ、今ネガティブなこと考えてたな」と気づけただけで、もうそれがマインドフルネスの第一歩です。気づけた自分を褒めてあげてください。

③ 「〜すべき」を「〜したい」に変換する

「朝早く起きるべき」「もっと頑張るべき」「完璧にやるべき」
こういった「〜すべき」思考は、自分を追い詰めて息苦しくさせてしまいます。

たとえば、休日にちょっとゆっくりしていると、「何かやるべきなのに…」とソワソワして、リラックスできなかったりしませんか?「べき」は常に自分を監視してくるんです。そして、その「べき」を満たせなかった時に、「やっぱり自分はダメだ」と自己否定につながります。

ここでおすすめしたいのが、「〜すべき」を「〜したい」に言い換えるというテクニックです。

  • 「朝早く起きるべき」→「朝早く起きて、静かな時間を楽しみたいな」
  • 「もっと勉強するべき」→「もっと知識が増えたら面白そうだから勉強したい」

こんな風に変換してみてください。

言葉を変えるだけなんですが、行動へのモチベーションが、義務的なものから自発的なものに変わります。同じ行動をしていても、「やらされている」と「やりたくてやっている」では、気持ちがまったく違いますよね。「したい」で動ける時、心は軽くなりますし、仮にできなかった日があっても「まあ、また明日やりたくなったらやろう」と受け流しやすくなるんです。

④ リフレーミングで物事を捉え直す

リフレーミングというのは、物事を違う視点から捉え直すことで、その意味づけを変えることです。

たとえば、

  • 「今日は筋トレできなかった。結局、自分って意志が弱いんだ…」

と落ち込む場面を考えてみてください。でも、それを別の角度から見るとどうでしょう。

  • 「今日は疲れてできなかったな。でもそれだけ他のことを頑張ってた証拠だな」
  • 「自分の体の声を聞いて、しっかり休むことを選べたんだな」

というふうにも考えられますよね。

同じ出来事でも、フレーム(枠組み)を変えるだけで、受け取り方はまったく変わります。

「でも、それって無理やりポジティブに考えてるだけじゃない?」と感じるかもしれません。たしかに、なんでもかんでもポジティブに変換するのは不自然です。リフレーミングのポイントは、「無理にポジティブにする」のではなく「別の見方もあるよね」と視野を広げることです。
ネガティブな見方を否定するのではなく、そこに別の解釈を1つ付け加えてみる。それだけで、1つの出来事に対する感情のダメージがだいぶ和らぎます。

日常で練習しやすいのは、「でも」を「そして」に置き換えることです。「今日は失敗した。でも自分はダメだ」ではなく、「今日は失敗した。そして、次に活かせることが1つ見つかった」。この「そして」が、視点を切り替えるスイッチになります。

⑤ 他人との比較をやめて「過去の自分」と比べる

僕たちは日常のあらゆる場面で、無意識に自分と他人を比べてしまいます。SNSを開けば、キラキラした生活を送っている人が目に入る。職場では、テキパキ仕事ができる同僚が気になる。そのたびに「それに比べて自分は…」と落ち込む。

なぜこれが良くないのか。その理由は明確です。私たちは、他人の一番輝いている部分だけを見て、自分のうまくいかない日常を含む舞台裏と比べてしまうからです。SNSに上がっている写真は、何十枚も撮った中のベストショットです。仕事ができるように見える同僚も、家では悩みを抱えているかもしれません。比較のそもそもの条件が対等じゃないんです。

覚えておいてほしいのは、あなたが比べるべき相手は他人じゃなくて過去の自分だけということです。昨日より腕立て伏せが1回多くできた。先週は書けなかった1行日記が、今週は3日書けた。そういう「自分の中の小さな成長」に焦点を当てることで、他人の目線に左右されない確かな自分軸が育っていきます。

とはいえ、「比べるのをやめよう」と思っても簡単にはやめられないですよね。だからこそ、さっき紹介した1行日記が効くんです。「今日できたこと」を毎日書いていると、意識が自然と「自分の内側」に向いていきます。他人ではなく、自分自身の変化に気づく練習を続けることで、少しずつ比較の癖は薄まっていきますよ。

習慣化を成功させる2つの大切なコツ

ここまで読んで、「よし、やってみよう」と思ってくださった方もいるかもしれません。でも、正直に言いますね。どんなにいい習慣でも、三日坊主で終わってしまったら意味がありません。むしろ「また続かなかった…」という失敗体験が増えて、逆に自己肯定感を下げてしまうことすらあります。

だからこそ、習慣化のコツを知っておくことがとても大事なんです。ここでは特に重要な2つをお伝えします。

コツ①ハードルはバカバカしいくらいまで下げる

コツ①ハードルはバカバカしいくらいまで下げる

最初の目標設定が高すぎると、ほぼ確実に挫折します。これは意志が弱いからではなく、人間の脳の仕組みとしてそうなっているんです。脳は変化を嫌います。新しいことを始めようとすると、脳が「いやいや、今のままでいいでしょ」とブレーキをかけてくるんです。

このブレーキを乗り越えるコツが、「バカバカしい」と思えるくらい簡単な目標にすることです。
腕立て伏せなら1回。散歩なら5分。日記なら1行。「え、それだけ?」と思うくらいがちょうどいいんです。

なぜかと言うと、目的は「たくさんやること」ではなく「続けること自体」にあるからです。腕立て伏せ1回を30日続けた人と、腕立て伏せ50回を3日でやめた人。自己効力感が育つのは、間違いなく前者です。

そしてもう1つ面白いのが、ハードルを低くしておくと、実際にやり始めた時に「もうちょっとやろうかな」と自然に思えることが多いということです。「1回だけ」と思って腕立て伏せを始めたら、なんだかんだ5回くらいやれた。そんな日もあります。でもその日は「5回やったのが当たり前」ではなく「1回の目標を達成した上で、ボーナスで4回もやれた!」とカウントしてください。このおまけの成功体験が、さらに自己効力感を高めてくれます。

コツ②「お休みルール」で完璧主義を手放す

コツ②「お休みルール」で完璧主義を手放す

習慣化に取り組んでいると、できない日も必ず出てきます。体調が悪い日、仕事が忙しすぎた日、単純に気分が乗らない日。それは当然のことです。

問題は、できなかった日に「あぁ、またサボってしまった…もうダメだ」と自分を責めてしまうことです。完璧主義の方ほど、1日でもできなかった瞬間に「もう全部台無しだ…」と思ってしまいがちです。そして「どうせまた続かないんだ…」と、そこでやめてしまう。これが三日坊主の正体です。

そこで効果的なのが、始める前に「お休みルール」を自分で決めておくことです。たとえば「1週間のうち5日できれば合格!」とか、「月に3回まではお休みしてもOK!」とか。あらかじめサボってもいい日を設けておくんです。

こうすることで、もしできない日があっても、それは「失敗」ではなく「計画通りの戦略的なお休み」に変わります。「今日はお休みの日を使った。明日またやればいい」と思えるだけで、気持ちがすごく楽になります。

この「お休みルール」は、言い換えれば完璧主義を手放す練習でもあります。100点じゃなくても70点で合格。そういう感覚を身につけていくことが、自己肯定感を育てるうえでもすごく大切なんです。

まとめ。自己肯定感が低いのは、あなたがダメだからじゃない

最後に、今回の大切なポイントを振り返ります。

自己肯定感を上げるには、いきなり「ありのままの自分を好きになろう」とするのではなく、まず「自分にもできるんだ」という自己効力感を高めることが近道です。そして自己効力感は、どんなに些細なことでも「続けられた!」という成功体験を積み重ねることで育ちます。

そのためには、腕立て伏せ1回、布団を畳む、1行日記、こうした極限までハードルを下げた小さな習慣から始めるのが最も効果的です。行動の習慣に加えて、自分を褒める口癖やリフレーミングといった思考の習慣も取り入れれば、内側と外側の両方から自己肯定感を育てていくことができます。

そして、完璧にやろうとしなくて大丈夫です。お休みルールを使って、70点の自分を許してあげてください。

今のあなたが自分を好きになれないのは、あなたがダメだからではありません。ただ、自分に自信を持つための正しい方法を、まだ知らなかっただけなんです。

今日紹介した10個の習慣の中から、1つでも2つでもかまいません。「これならできそう!」と思えるものから、ぜひ試してみてください。その一歩が、あなたの日常を、そしてあなた自身を、少しずつ確実に変えていきます。

あなたのペースで、あなたらしい自信を育てていけば大丈夫です。僕はあなたのことを心から応援しています。

そして、今回お話ししたような内容をもっと深く、僕自身のリアルな体験談を交えながら学べる「人の目が気になる悩み改善のための3日間の動画講座」を、公式LINEで無料プレゼントしています。

この動画講座では、僕自身が脇見恐怖症や対人恐怖で苦しんだ経験からの学び、そして実際にカウンセリングで関わってきたクライアントの方たちがどう変わっていったのかという事例も詳しくお伝えしています。自己肯定感の上げ方だけでなく、「人の目が気になる」「自分に自信が持てない」といった悩みの根っこにアプローチする内容になっています。

現在は無料で公開していますが、将来的に有料化する可能性があります。今のうちにぜひ受け取っておいてくださいね。

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