【プロ直伝】人の目を気にしすぎる直し方|カウンセラーが教える5つの改善ステップ

【プロ直伝】人の目を気にしすぎる直し方|カウンセラーが教える5つの改善ステップ

動画でご覧になりたい方はこちら。約17分の動画です。

この記事でわかること

  • 人の目を気にしすぎてしまう3つの根本原因(自己肯定感の低さ・完璧主義・過去のトラウマ)を解説
  • 人の目を気にしすぎることで起こる5つの問題点(自分らしさを失う・ストレスの蓄積など)とは?
  • 明日から実践できる、人の目を気にしないための具体的な方法5選
ザッキー

こんにちは、WaReKaRaゼミ代表「対人不安解消の専門家」ザッキーです

  • 「この人にどう思われているかな…?変に思われてないかな?」
  • 「この服装、浮いてないかな…?」
  • 「本当は反対意見だけど、黙っておこう…」

こんなふうに、他人の目を気にして、自分の言動にブレーキをかけてしまうことは、誰にでもある経験だと思います。

特にこのブログを読んでくれているあなたは、脇見恐怖症や視線恐怖症、対人恐怖症といった悩みを抱え、人一倍、他人の評価に敏感になっているのかもしれません。

「自分の視線が、相手を不快にさせているんじゃないか」
「何か変に思われているから、見られているんじゃないか」

そんな不安から、人と関わるのが怖くなったり、自分だけの世界に閉じこもってしまったり…。他人の目を過剰に気にするあまり、本来のあなたらしさや、未来の可能性まで失ってしまうのは、本当にもったいないことです。

もちろん、人の目を意識すること自体は、悪いことばかりではありません。相手への配慮や、自分を成長させるきっかけにもなります。でも、それが行きすぎてしまうと、心がどんどん疲弊してしまいますよね。

この記事では、長年カウンセラーとして多くの方の悩みと向き合ってきた僕が、「人の目を気にしすぎる性格の具体的な直し方」を、原因から丁寧に紐解きながら解説していきます。もう他人の評価に振り回されず、あなたらしい人生を取り戻すための一歩を、一緒に踏み出しましょう。

【結論】人の目を気にしすぎる性格は改善できる!5つの具体的な直し方

【結論】人の目を気にしすぎる性格は改善できる!5つの具体的な直し方

「どうすれば、この悩みから抜け出せるの?」
この記事を読むあなたは、すぐにでも具体的な解決策が知りたいはずです。なので、結論からお伝えします。

人の目を気にしすぎる性格は、これから紹介する5つのステップを実践することで、根本から改善していくことが可能です。これは、すぐに効く特効薬ではありませんが、あなたの考え方のクセを少しずつ修正し、心の負担を軽くしていく確実な方法です。ぜひ、自分にもできそうなことから試してみてください。

直し方①:自己肯定感を高める【どんな自分でもOKと許可を出す】

直し方①:自己肯定感を高める【どんな自分でもOKと許可を出す】

まず、最も重要なのが「自己肯定感を高めること」です。

「人の目を気にするから自己肯定感が下がるのか、自己肯定感が低いから人の目を気にするのか…」これは、鶏と卵のような関係で、お互いに影響し合っています。この悪循環を断ち切るには、まず自己肯定感を育てていくことが不可欠です。

自己肯定感とは、ありのままの自分を認めて、大切に思う気持ちのこと。完璧主義な人ほど、「〜できなければ自分はダメだ」と条件付きで自分を評価しがちですが、そうではありません。「どんな自分でもOKなんだ」と、無条件に自分に許可を出してあげることが大切なんです。

すぐにできる方法として、寝る前に「今日感謝できること」を3つ書き出すのがおすすめです。自分の「できていない部分」ではなく、「すでに持っている部分」や「満たされている部分」に目を向ける練習をすることで、自己肯定感は着実に育っていきますよ。

【お知らせ】自己肯定感を高めるために、効果的なワークを探している方へ

【お知らせ】自己肯定感を高めるために、効果的なワークを探している方へ

実は、この「今日感謝できること」を3つ書き出すということも含めて自己肯定感を高めることに特化して、体系的に自分と向き合えるように、僕自身が『自分を好きになる日記帳』という書籍をAmazonで出版しました。

この日記帳は、単に記録するだけでなく、

  • 「貢献」と「感謝」の視点で一日を振り返る
  • 5つのオリジナルワークで自己理解を深める
  • 半年間という続けやすい期間で達成感を得る

といった仕掛けを通して、自然と自己肯定感を育めるように設計されています。

「何から始めたらいいか分からない」「もっと前向きになりたい」と感じている方は、ぜひこの日記帳をあなたの「自分を好きになる」旅のお供にしてみてください。半年後、きっと今よりもっと輝いているあなたに出会えるはずです。

直し方②:自分自身を大切にする【心の声を最優先する習慣】

直し方②:自分自身を大切にする【心の声を最優先する習慣】

次に大切なのは、「自分自身を大切にすること」です。

人の目を気にしすぎている時、僕たちは「他人がどう思うか」を基準に行動を選んでしまい、自分の「本当はどうしたいか」という心の声を無視してしまっています。

まずは、その声に耳を傾けることから始めましょう。

  • 「今、何を感じている?」
  • 「本当は何をしたい?」
  • 「どんな時に幸せを感じる?」

日頃から自分にこう問いかける時間を作ることで、これまで無視してきた「本来の自分の欲求」が少しずつ見えてくるようになります。

また、意識的に「自分のための時間」をスケジュールに組み込むのも効果的です。「家族や仕事のことばかりで、自分のことは後回し…」という人は、週に1時間でも良いので、趣味や好きなことに没頭する時間や、ただゆっくりと過ごす時間を確保して、自分自身を労ってあげてください。

直し方③:他人との比較をやめる【自分の価値観を確立する】

直し方③:他人との比較をやめる【自分の価値観を確立する】

SNSを開けば、キラキラした友人の投稿が目に入り、「それに比べて自分は…」と落ち込んでしまう。そんな経験はありませんか?

自分と他人を比較して、劣等感を抱いたり嫉妬したりするのは、自己肯定感を下げる大きな原因です。ただ、「比較するのをやめよう!」と意識するだけでは、なかなか難しいもの。

そこで重要になるのが、「自分自身の価値観を明確に確立していくこと」です。

他人のモノサシではなく、「自分は何を大切にしたいのか」「どんな人生を送りたいのか」という自分だけのモノサシを持つことで、「他人は他人。自分の幸せとは関係ない」と、心から思えるようになっていきます。

どうしても比較がやめられない場合は、SNSの利用時間を制限したり、通知をオフにしたり、特定の人の投稿を非表示にするなど、物理的に情報から距離を置くのも非常に有効な手段です。比較してしまうのは人間の性(さが)でもあるので、仕組みや環境から変えていくことをおすすめします。

直し方④:自分に優しい言葉をかける【一番の味方になる】

直し方④:自分に優しい言葉をかける【一番の味方になる】

「私はなんてダメなんだ…」「また迷惑をかけてしまった…」

もしあなたが、無意識に自分に対してこんな否定的な言葉をかけているなら、今日からそれをやめて、意識的に優しい言葉をかけてあげてください。

自分自身を褒めてあげることで、自己評価は高まり、他人の目を過剰に気にすることもなくなっていきます。

「できなかったこと」や「足りなかった部分」に目を向けるのではなく、「やり遂げたこと」「頑張って取り組んでいること」「自分の持っている良い点」を探して、自分で自分を褒めてあげましょう。「そんなこと一つもない」と思うかもしれませんが、必ずあるはずです。まずは、探そうと意識することが何より大切です。

あなた自身が、一番のあなたの味方になってあげてください。今日から、少しだけ自分に優しくなってみませんか?

直し方⑤:専門家(心療内科やカウンセラー)に相談する【客観的な視点を取り入れる】

直し方⑤:専門家(心療内科やカウンセラー)に相談する【客観的な視点を取り入れる】

これまで紹介した4つの方法を試しても、どうしても苦しい状況が続く場合や、長期間一人で悩み続けている場合は、専門家である心療内科やカウンセラーに相談することもとても有効な選択肢です。

一人で長く悩んでいると、「自分はこうに違いない」という偏った視点に陥りがちで、客観的に自分を見ることが難しくなっています。

カウンセリングでは、専門家との対話を通じて、あなたが抱える問題やストレスの原因を客観的に捉え、あなたに合った解決策を一緒に見つけていくことができます。

もちろん、信頼できる友人や家族に話を聞いてもらうのも良いですが、一方的に「それはあなたが悪い」と決めつけられてしまい、かえって傷ついてしまう可能性もゼロではありません。その点、カウンセラーはあなたの味方として、安全な環境で話を聞いてくれます。

僕も現役のカウンセラーとして、日々多くの方のご相談に乗っています。もし一人で抱えきれないと感じたら、いつでも頼ってくださいね。特に初回はお試しとして無料でご相談に乗っていますので、気軽にご利用ください。

しかし「いきなりカウンセリングはハードルが高い…」と感じるかもしれません。そんな方のために、僕が過去の経験から得た学びや改善のプロセスをまとめた無料の3日間動画講座も用意しています。まずはここから、気軽に学んでみるのもおすすめです。

なぜあなたは人の目を過剰に気にしてしまうのか?【3つの根本原因】

なぜあなたは人の目を過剰に気にしてしまうのか?【3つの根本原因】

では、そもそもなぜ僕たちは、人の目を過剰に気にしてしまうのでしょうか。その原因は人によって様々で、複数の要因が複雑に絡み合っていることもありますが、大きく分けると以下の3つが考えられます。

原因①:自己肯定感の低さ

一つ目は、先ほども触れた「自己肯定感の低さ」です。自分で自分のことを認められず自信が持てないため、他人からの評価や承認によって自分の価値を確認しようとしてしまいます。その結果、他人の目に過剰に反応してしまうのです。

原因②:完璧主義の傾向

二つ目は、「完璧主義」の傾向です。自分に厳しく、常に最高のパフォーマンスを求めるため、「完璧だと思われているか」が気になり、他人からの評価や批判に過敏になります。他人の評価を軸に物事を考えるクセがついていることが多いです。

原因③:過去のトラウマや心の傷

三つ目は、過去の経験です。例えば、いじめられた経験や、自分の言動を厳しく否定された経験など、対人関係でのトラウマや心の傷を負った人は、「これ以上傷つきたくない」という自己防衛の本能から、他人の顔色をうかがい、過剰に目を気にしてしまう傾向があります。

【危険信号】人の目を気にしすぎると起こる5つの問題点

【危険信号】人の目を気にしすぎると起こる5つの問題点

「ちょっと気にしすぎなだけ」と軽く考えていると、気づかないうちに心と人生に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。ここで挙げる5つの問題点は、すぐには現れず、中長期的にあなたの人生を蝕んでいくものです。自分ごととして捉え、今のうちに対処していくことが大切ですので、どんな問題に発展してしまうのか把握しておきましょう。

問題点①:自分らしさを失う

「周りから変に思われるかも…」と、言いたいことや、やりたいことを抑え続けていると、だんだん自分の本当の気持ちが分からなくなります。他人に合わせた行動が常態化し、自分自身のアイデンティティを見失ってしまう恐れがあります。

問題点②:選択の自由が制限される

「本当はこっちがいいけど、周りに合わせておこう」そんな選択を繰り返していると、自分の人生のハンドルを他人に明け渡して、他人の人生を生きているようなものです。望まない方向に人生が進んでしまい、自分の可能性を大きく狭めてしまいます。

問題点③:常に心身が疲弊し、ストレスが溜まる

他人の目を気にしている時、心と体は常に緊張状態にあります。リラックスできず、常に気を張っているため、慢性的な疲労やストレス、不安を抱えやすくなってしまいます。

問題点④:自己肯定感がさらに低下する悪循環に陥る

他人の評価に一喜一憂していると、自信は一向に育ちません。ある人からは褒められても、別の人からは否定される。そんな不安定な評価に振り回され、結果的に「自分はダメだ」という思い込みが強化され、自己肯定感がさらに低下する悪循環に陥ります。

問題点⑤:対人恐怖症やうつ病など心の不調に繋がる

他人とのコミュニケーションが常にストレスとなり、自分自身に過度なプレッシャーをかけ続けることで、対人恐怖症や社交不安障害、うつ病といった心の不調を引き起こすリスクが高まります。

僕自身が「人の目」への不安から解放された体験談

ここまで色々と解説してきましたが、何を隠そう、昔の僕自身が「人の目」への不安にガチガチに縛られていました。

特に脇見恐怖症で悩んでいた頃は、常に「自分の視線が周りに迷惑をかけている」「変な奴だと思われている」という恐怖に支配されていました。電車に乗っても、カフェにいても、人の視線が気になって全く落ち着けない。心の中はいつも、「ごめんなさい」と謝ってばかりでした。

そんな僕が変わるきっかけになったのは、あるカウンセラーとの出会いでした。その人に言われたんです。

「ザッキーさんは、他人がどう思うかで自分の価値を決めているんだね。でも、本当のあなたの価値は、誰にも決められないんだよ」と。

頭を殴られたような衝撃でした。それから僕は、これまで学んできた心理学の知識を総動員して、「他人の評価」ではなく「自分の心の声」を聞く練習を始めました。

「周りがどう思うか」ではなく、「自分はどうしたいのか」。

最初は怖くてたまりませんでしたが、小さなことから自分の選択を優先していくうちに、次第に心が軽くなっていくのを感じました。そして頭ではわかっていたことを、体感していきました。僕が「変に思われている」と思っていたのは、ほとんどが僕自身の思い込みだったということに。

今では、人の目を全く気にしないわけではありませんが、それに振り回されることはなくなりました。この経験があるからこそ、僕は今、同じように悩むあなたの力になりたいと心から思っています。

まとめ:他人の評価から自由になり、あなただけの人生を歩もう

今回は、「人の目を気にしすぎる性格の直し方」をテーマに、その原因から具体的な改善ステップまでを詳しく解説しました。

他人の目を気にしすぎることは、自己肯定感を低下させ、あなたらしい人生を歩む上での大きな足かせとなってしまいます。最後に、今日からできる5つの改善ステップをもう一度おさらいしましょう。

  1. 自己肯定感を高める
  2. 自分自身を大切にする
  3. 他人との比較をやめる
  4. 自分に優しい言葉をかける
  5. 専門家に相談する

これらのステップを一つひとつ実践していくことで、あなたは少しずつ「他人の評価」という呪いから解放され、「自分の価値観」を大切にできるようになります。

自分自身を大切にし、無理のないあなたらしい状態でいること。それが、結果的に周りの人ともより良い人間関係を築くことに繋がっていきます。焦らず、あなたのペースで、あなただけの人生を取り戻していきましょう。心から応援しています。

今回お伝えした内容を、さらに深く、実践的に学べる「対人恐怖症改善のための3日間動画講座」を、現在無料でプレゼント配信しています。

この講座は、過去の僕と同じように、人の目や対人関係で悩んでいる方たちの力になりたいという強い想いで作成しました。

動画の中では、

  • 改善のために本当に必要な要素と考え方
  • 具体的な改善プロセスと、日常への落とし込み方
  • 僕自身が脇見恐怖症で苦しんでいた頃のリアルな経験談

など、ブログでは伝えきれない内容を、僕自身の言葉で直接お伝えしています。きっと、あなたにとっても「自分ごと」として受け取っていただけるはずです。

この無料プレゼントは、将来的には配信をストップしたり、有料に切り替えたりする可能性もあるので、ぜひこの機会に下記のバナーから受け取って、あなたの悩みを解決するヒントを掴んでください。